丹波篠山市キャリア形成支援事業 ~夢プラン~

12月18日(水)、市内中学2年生が田園交響ホールに一堂に会し、丹波篠山市キャリア形成支援事業~夢プラン~が開催されました。丹波篠山市教育委員会が、子どもたちがなりたい自分に近づくために、目標を持って主体的に進路を考える機会、さらに身近な高校を知る機会として「夢プラン」を実施しています。
市内3高校の高校生による学校紹介と「高校とその先を見据えて」をテーマにパネルディスカッションが行われ、現役高校生が感じる今の思いと将来の夢等について、進路学習を控える中学2年生へ伝えていただきました。西紀中の生徒も質問をしたり、代表生徒が閉会挨拶を述べました。
「夢プラン」の目的に、キャリアという言葉があります。学校では、自分の将来を考え、いろいろな学びや経験をすることをキャリア教育といっています。6月に2年生はトライやる・ウィークで、職業体験をしました。これもキャリア教育の一環です。
3学期から具体的に、中学校卒業後の進路について学習します。「夢プラン」がよい経験となり、自分の将来や夢について考えるきっかけになることを期待しています。



シトラスリボンプロジェクト

シトラスリボンプロジェクトは、コロナ禍で生まれた差別・偏見を耳にした愛媛の有志がつくったプロジェクトです。シトラス色のリボンや専用ロゴを身に付けて、コロナ禍にいてもいなくても、誰もが地域で笑顔の暮らしを取り戻せる社会を目指そうという活動です。
西紀中学校もこのプロジェクトの趣旨に賛同し、今年度も生徒会の福祉・給食委員会を中心にシトラスリボン製作を行いました。
完成したリボンに、全校生がメッセージカードを作製し、西紀小、西紀南小、大山小、西紀北小学校に代表生徒が届けました。
シトラスリボンを通して、差別や偏見のない社会、思いやりにあふれた地域づくりをめざし、小学生も中学生も思いやりのある行動がとれるきっかけにします。

生徒会三役選挙

12月12日(木)、次期生徒会三役(会長・副会長)を決める生徒会選挙(立会演説会及び投票)を行いました。
3名の立候補者が、「なぜ生徒会役員に立候補したのか」「どんな学校にしたいか」など、しっかりと伝えました。公約の実現に向けて、具体的なプランを持って実行してほしいと思います。
西紀中学校は、大人と話し合い、可能な限り、生徒の皆さんが前向きに考えた意見に基づき、生活や学習を創っていく学校をめざしています。
学校や生徒会役員が、「自分に何をしてくれるのか」待つのではなく、自分が、学校や生徒会役員のために「何ができるか」を考え、一人一人がアクションを起こすことで学校は変わっていきます。新たな生徒会の活躍を期待しています。

酒井市長さんの学校訪問

12月9日(月)、酒井市長さんが西紀中学校に来てくださり、3年生を対象に地方自治(丹波篠山市)のしくみ、財政や条例などについて授業をしていただきました。
丹波篠山の魅力を生かすまちづくりや丹波篠山の景観、丹波篠山国際博など、わかりやすくお話しいただきました。
生徒たちにとって、ふるさと丹波篠山を知るとても良い機会となりました。お忙しい中、ありがとうございました。

白い大地へ Let’s ski ~35人の仲間と共に成長を~

1月19日(日)から2泊3日でハチ伏高原に行き、スキー学校を実施します。
12月6日(金)、スキー学校の説明会を行いました。
2学期も終わりに近づき、楽しみにしているスキー学校まで、1か月あまり。実行委員がスキー学校の目的やスローガン、持ち物などを説明しました。体育祭や文化祭など行事ごとの多かった今学期、1年生も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。スキー学校でも、積極的にいろいろな役割を引き受けて一段とステップアップしてください。
特に、スキーの技術、雪山の壮大さなど、目に見えるものに感動することも大切です。それ以上に、思いやりやいたわり、自他を守る心など、目に見えないものを成長させてほしいと思います。

性教育講演会

11月29日(金)、「私のための保健室 てとて」より講師の道原舞さんを招き、性教育講演会を行いました。
5校時に1年生は、2次性徴・心と体の性について、6校時に2・3年生は性感染症・避妊・心と体の性について、講話をしていただきました。講話を通して、命の大切さや、相手や周りのことを大切に思う気持ちを学ぶことができました。

あいさつ運動ウィーク

生徒会役員、学級委員会があいさつ運動に取り組んでいます。
朝の登校時に、「おはようございます!」と呼びかけています。
朝の冷え込みも厳しくなってきましたが、すがすがしく透き通った空気と爽やかなあいさつの声。
気持ちのよいあいさつに笑みがこぼれます。

人権朝会(11月14日)

11月14日(木)、「人権・キャリアの日」
今年の夏休み、8月8日(木)に、西紀ふれあい館にお世話になり、人権について考える「夏休み人権学習ツアー」に多くの生徒が参加しました。岡山県の国立療養所長島愛生園を訪問し、ハンセン病について学びました。
今回の人権朝会は、「夏休み人権学習ツアー」の内容や学んだことについて全校生で共有しました。ハンセン病問題の歴史について、また、「これからも『学ぶ意欲』『参加する行動力』を忘れないでください。そして『人権の輪』を広げていってください。」と話を聴きました。
最後に、全校生で、西紀中学校生徒会「いじめゼロ宣言」を朗読し、仲間を大切にすることを確認しました。

3年生道徳科研究授業

本校では、道徳科の充実に向けた指導方法の研究として、兵庫県教育委員会より「道徳教育実践研究事業」の指定を受け、日々の道徳授業を振り返りながら、道徳科の授業づくり、道徳科の授業充実に取り組んでいます。
「多面的・多角的に考え、議論する道徳の授業づくり」を研究テーマとしています。
今年度2回目の研究授業を、11月25日(月)に3年生の道徳で行いました。小学校の先生方にも参加していただきました。
自由に意見を出し、また、自分とは違った意見を聴くことができる、今までの自分の生活や考えを振り返ることができるなど、一緒に自分自身の問題として考えるところが、道徳のおもしろさだと思います。
今回の授業も、教材の主人公の心情の変化を捉えながら、対話を通して、考えを深めました。


第2回「四つの力委員会」(11月7日)

11月7日(木)、生徒、保護者、地域の方、教職員の四つの力で知恵を寄せあって学校のあり方や教育活動について話し合う「四つの力委員会」を開催しました。今回は、6月に続いて第2回目。学校評価(中間評価)の点検から、課題の1つである「授業の内容が確実に定着すること」「地域人材による学習や地域貢献活動」をテーマに考えました。
生徒からは、「授業の充実のための工夫」として、次の3つのキーワード、「話し合い・教えあい」「予習・復習・整理する時間」「生徒による授業・学びの広がり」の意見があり、委員からは、「授業において『課題を明確にすること』が大事。これからは、課題を自分で探し出して、解決するためにはどうしたらいいか自分で考えるスタイルで、それが将来にもつながっていく。」などのアドバイスをいただきました。また、第1回四つの力委員会で生徒から提言があった「専門家の方々に授業をしていただく」「地域の方々と交流する機会を増やし一緒に活動をしたい」「地域の高齢者の方々との交流(顔を合わす機会、高齢者施設でのボランティア)」について、さらにどのように進めるか意見交流をしました。委員からは、西紀で見つかった新種の化石の発見を世界に発表したことについて、科学的にどんな価値があるのかなど、教えていただきました。
最後に、「いろいろな人が交じった中で率直に自分の意見を言い、人の意見を聴いて、どうしたらいいかと話し合いができることは、大人になっても大事なこと。いろいろな立場で、いろいろな考え方をする人がいてそれをまとめる作業は大変であるが、大人になるにつれて、そういう機会が多くなる。物怖じせず、自分の意見を言って、相手の意見に耳を傾けていくことを大切にしてください。」とアドバイスをいただきました。