4月25日(木)4校時に火災を想定した避難訓練を実施しました。
今回のねらいは、「緊急事態に、落ち着いて適切な行動がとれる」「被害を受けないために、被害を大きくさせないための避難方法を知り、行動に移す」ことです。
非常ベルが鳴ったときや災害のときなど、避難が遅れる原因となり得る2つの心理について話をしました。
1つは、「おそらく非常ベルは誤報だろう、まちがいであってほしい」という思い込みです。自分にとって都合の悪いことを無視しようという心理、予想外のことが起きても「自分には起こらないだろう」という思い込みです。
もう1つは、みんなの行動にあわせてしまって避難が遅れる、多数の人の行動に左右されてしまう、みんなと違う行動をとりにくいという心理です。
この2つを「正常性バイアス」といい、災害の時にはマイナスに働くことがあります。いつ災害に逢うかわかりません。この2つのことを覚えておいて、いざというときには最悪を想定して「行動に移す」よう心がけてください。