パナソニック教育財団実践研究助成 研究成果報告書

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https://nishiki-jh.sasayama.jp/introduction/kenkyunaiyo/

(主な内容)

主体的・対話的で深い学びにつながる予習及び授業におけるICT機器の活用
~映像教材等による予習で授業を見通し、ICTを活用した対話で思考を深める授業の創造~

予習と対話を核にして、ICTを活用した「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」を進めてきた。①生徒・教師の負担軽減のため1教科あたり2分程度で、授業に見通しをもったり、疑問をもつ中で解決に向けた意欲をもったりすることを目的とした予習課題を作成し、予習の実施率や家庭学習時間が向上した。
②「話を最後まで聞く。正しいと思ったことは主張する。」など、対話に対する生徒の意識が向上した。また、思考力問題の無解答率が減少傾向にあり、他者の学びを共有したり、学びの過程を修正したりする中で学びの深まりを生徒が実感している。 今後は、家庭学習は授業と授業をつなぐものとして、予習・宿題・復習を一体的に考え、静止画、図も含めて効果的な家庭学習課題を開発する。また、ICTを活用した協働学習について、ペーパー上の記述・作業とICTの活用のバランスを考えながら授業改善を進める。