11月7日(木)、生徒、保護者、地域の方、教職員の四つの力で知恵を寄せあって学校のあり方や教育活動について話し合う「四つの力委員会」を開催しました。今回は、6月に続いて第2回目。学校評価(中間評価)の点検から、課題の1つである「授業の内容が確実に定着すること」「地域人材による学習や地域貢献活動」をテーマに考えました。
生徒からは、「授業の充実のための工夫」として、次の3つのキーワード、「話し合い・教えあい」「予習・復習・整理する時間」「生徒による授業・学びの広がり」の意見があり、委員からは、「授業において『課題を明確にすること』が大事。これからは、課題を自分で探し出して、解決するためにはどうしたらいいか自分で考えるスタイルで、それが将来にもつながっていく。」などのアドバイスをいただきました。また、第1回四つの力委員会で生徒から提言があった「専門家の方々に授業をしていただく」「地域の方々と交流する機会を増やし一緒に活動をしたい」「地域の高齢者の方々との交流(顔を合わす機会、高齢者施設でのボランティア)」について、さらにどのように進めるか意見交流をしました。委員からは、西紀で見つかった新種の化石の発見を世界に発表したことについて、科学的にどんな価値があるのかなど、教えていただきました。
最後に、「いろいろな人が交じった中で率直に自分の意見を言い、人の意見を聴いて、どうしたらいいかと話し合いができることは、大人になっても大事なこと。いろいろな立場で、いろいろな考え方をする人がいてそれをまとめる作業は大変であるが、大人になるにつれて、そういう機会が多くなる。物怖じせず、自分の意見を言って、相手の意見に耳を傾けていくことを大切にしてください。」とアドバイスをいただきました。