ササヤマグノームス・サエグサイ

「ササヤマグノームス・サエグサイ」
西紀中学校の隣にある篠山層群、宮田露頭で発掘調査され、今年度、世界に発表された新種の恐竜の名前です。
2月6日(木)、丹波篠山市化石保護技術員を講師としてお招きし、西紀中学校「宮田露頭化石調査セミナー」を実施しました。地層・化石と大地の歴史については、1年生の理科で学習します。今回は、全校生徒が、宮田露頭での発掘調査の進捗や新種の恐竜について詳しく話しを聴き、その後、1年生は宮田露頭を実際に見学し、観察を通して説明をしていただきました。
生徒からは、「西紀中学校の隣に露頭があって、たくさんの化石が見つかっていることを初めて知った。」「すごいことだと思ったし、その前を通るときに意識してみたい。」「「ささやま」や「たんば」という名前のついた恐竜がいるのはとてもいいなと思いました。」「実際に、普段は入れない場所に入って地層を見たら、とてもおもしろくて、地層や化石に興味がわいてきました。」「僕達が普段生活している西紀は当たり前ではなく、日本で1つだけという言葉を聞いて、西紀に魅力を感じました。」などの感想がありました。
この西紀について学ぶ授業、西紀の特色ある資源を活用した授業を通して、ふるさとを大切にする気持ちをさらに高めてほしいと思います。